ちょっと、気になって調べ直してみたら・・・
先日、6畳用エアコンの選び方は、リビング用のエアコンとは違って、余計な機能は必要なく、ちゃんと冷えて(暖かく)、故障が少なく、掃除がしやすいこと。
一番安いベーシック・エアコンのシンプルな機能だけで十分だから、余計な機能はあえて付けない、とお話しました。
その後、クラスが上のエアコンのカタログを見ていて、気がついたことがありました。
もう一つの最新お掃除機能のついて、ふれるのを忘れていた
3年くらい前に、従来の自動フィルター清掃機能とは違う新しい自動掃除システムを搭載した製品が発売されました。
「自動熱交換器洗浄機能」というもので、今までのホコリだけを掃除するロボット機能ではなく、さらに高性能だと言われている機能です。
簡単に説明すると、エアコンの中にある「熱交換器」という部分を利用し、カビとホコリを自分で洗浄する機能のことです。
「熱交換器洗浄機能」と従来の自動フィルター清掃機能の違い
熱交換器は、エアコンが外から取り入れた空気を冷やしたり温めたりする機器で、アルミフィンで覆われた部分の内部にあります。
これを活用することで熱交換器自体を-15℃程度まで冷やし大量の霜をつけ、それを一気に温め霜を溶かして洗浄します。洗浄で汚れた水は、ドレン水として排出してくれるので、手間はありません。
従来の自動フィルター清掃機能は、熱交換器をカバーしているアルミフィンの表面についたホコリを、ブラシで擦り取って自動でお掃除するというのも。上っ面を拭き掃除するようなイメージでしょうか。
熱交換器はその奥の深いところにあるので、エアコン内部の汚れまでしっかり水洗いしてくれるようなイメージです。
最新のものだとAIが搭載されているモデルでは、不在時の時間帯をエアコンが覚え、留守の間に掃除機能が自動的に作動してくれる機能を持つ機種もあります。
こんな良い機能が、6畳用のベーシックなモデルにも搭載されていた
あまり役に立たない機能なら必要ありませんが、手間いらずでエアコン内部の汚れをしっかり洗浄してくれる便利な機能なら、絶対に欲しいですよね。
もちろん、当初は高価な上級機種にのみ搭載されていた特別な機能です。
こんな素晴らしい機能が、一番安い6畳用のベーシックなエアコンに付いているはずがない、と思い込んでいました。
よく調べてみたところ、5万円程度のベーシック・エアコンでも搭載しているメーカー(東芝、シャープ、富士通ゼネラル)があるではありませんか。
こんな効果の高い機能が付いていても、価格はほぼ同等か数千円高いだけとは驚きでした。
選び直すなら、コスパ最高の6畳用ベーシック・エアコンは・・・
エアコンの能力は暖房能力で比較しろ!よく言われます。冬場によく温まるエアコンかどうか?それも大事なポイントです。
そこで、暖房能力が他社よりちょと高めの2.5kwなので、「富士通ゼネラル ノクリア AS-C22J」をコスパ最高な6畳用ベーシック・エアコンに選びました。
富士通ゼネラルは約10%のシェアで業界5位、エアコンのシェアではは東芝やシャープよりも上位なんです。
今回は間に合いませんでしたが、次は富士通ゼネラルを使ってみたいです。
まとめ
1. 従来の自動フィルター清掃機能とは違う新しい自動掃除システム「自動熱交換器洗浄機能」
2. エアコンの中にある「熱交換器」という部分を利用し、カビとホコリを自分で洗浄する
3. 熱交換器自体を-15℃程度まで冷やし、大量の霜をつけ、一気に温め霜を溶かして洗浄
4. 熱交換器は奥深いところにあるので、内部の汚れまでしっかり水洗いしてくれる
5. 今までのホコリだけを掃除するロボット機能より、さらに高性能だと言われている
6. こんな効果の高い機能が付いても価格はほぼ同等か、数千円高いだけ
7. 「富士通ゼネラル ノクリア AS-C22J」はコスパ最高、暖房能力も高い
*「熱交換器洗浄機能」付きで更に安いエアコンなら、東芝RAS-2219